誕生宇宙や太陽内部では世界最速の光が思うように進めない

AstroArtsの記事によると宇宙の創生期には光は空間を通り抜けられなかったのですね。宇宙が冷えて光が宇宙に満ちるようになった。宇宙の晴れ上がりですね。

太陽の光と熱の源は水素の核融合で、その反応は太陽中心で起こる。しかも、中心で生じた光は太陽表面に到達するのに非常に長い時間がかかると聞いたことがあります。これも宇宙の晴れ上がりと同じ理由なのでしょうか? 太陽半径が69.6万kmですから、光の速度で進むと約2秒ちょっとで中心部から表面に到達する計算となるのですが、これが実に1万7000年から5000万年もかかると推定されているとのことです。

宇宙スケールの時間は誠に天文学的数字です。しかし、AstroArtsとWikipediaを読み合わせ、これらの事柄を突き止めていく人間の能力も無限宇宙に負けることはないと改めて感じた次第です。人間の脳は小さな宇宙ですね。素晴らしい思考がその表面にまで発現されるのに無限時間では問題ですが。



太陽核(Wikipedia)

太陽系で最も高温の場所である。水の150倍の15万kg/m3の密度を持ち、温度は1500万ケルビンに迫る(これに対して、太陽の表面の温度は6000ケルビンである)。

太陽の内部における体積あたりの熱生産量の最大値は、コンポストの山の熱生産量密度と比較される程度である。太陽から放出される莫大な熱量は、体積当たりの熱生産量ではなく、太陽全体の大きさに起因する。

核融合によって作られた高エネルギーの光子(ガンマ線やX線)は、太陽のマントルに吸収・再放出されたり遠回りの経路を通ったりして、太陽表面に届くまでに長い時間がかかる。光子の到達時間は、1万7000年[5]から5000万年[6]にもなると推定されている。


AstroArts 2月9日

宇宙は誕生5.5億年後に再電離 従来の説より1億年遅く

欧州の天文衛星「プランク」の観測により、宇宙の再電離が起こったのは宇宙誕生から5.5億年後であることがわかった。これまで考えられていたよりも1億年遅い時期となる。

【2015年2月9日 ヨーロッパ宇宙機関】

生まれたばかりの宇宙は電子や陽子やニュートリノが密集して飛び交う高温のスープのような場所だったが、誕生から38万年後、宇宙が膨張して冷えるにしたがって電子と陽子が結びつき中性水素が作られた。空間を通り抜けられるようになった「宇宙最初の光」が放たれ、これが現在の空に広がる「宇宙マイクロ波背景放射」(CMB)として観測されている。

欧州の天文衛星「プランク」による観測から、このCMBに刻まれた原始宇宙のさまざまな出来事が明らかにされている。その1つとして今回、宇宙の再電離と呼ばれる現象が宇宙誕生から5.5億年後に起こっていたことがわかった。宇宙で最初の星々の光によって中性ガスが電離され、自由になった電子がCMBのもととなる光とぶつかった痕跡が、CMBの偏光(光の振動の向きが揃うこと)パターンとして見つかったのだ。


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この記事へのコメント

匿名
2015年02月11日 17:22
光が進めない遅くなると測定もしないのに何故解るのですか?

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