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zoom RSS ガスも高圧になるとその破壊力は大きなものとなることを認識する

<<   作成日時 : 2015/02/05 08:21   >>

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昨日のブログで紹介いたしましたこのサイト、ガスのエネルギーの大きさを示す事故例が掲載されていましたので、転載しました。金属容器に入れられたガスの圧力が容器を破壊するまでに上昇した時、その破壊力は凄まじく大きいようです。

危険予知とその対策。転ばぬ先の杖ですね。



高圧ガスの取り扱いの「なぜ?」「どうして?」
保安管理ノウホワイ集 富山県高圧ガス保全協会 40ページ資料

さらに有用と思われる情報がありましたので、転載させていただきました。


事故事例  ページ9

Q「耐圧試験」は水で行うこととされていますが、気体を使用してはだめなのですか?

A耐圧試験は水その他の安全な液体で実施することとされていますが、これは次の理由によります。
・圧縮状態では、液体より気体の方が内在するエネルギーが大きいこと
・設備の破損等に伴って圧力が解放された場合、液体は体積膨張が極めて小さく、周囲への影響が小さいのに対し、気体は急激な体積膨張(狭義の「爆発」)が起こり、爆風を生じたり、破片を飛ばしたりするなど、周囲への影響が大きいこと。

<気体による耐圧試験中の事故例>
 都市ガスの高圧導管の耐圧試験(試験圧力3MPa)を窒素ガスで実施していたところ、突然、閉止板が吹き飛び(約100m 飛翔)、大きく反転した導管に巻き込まれて作業者1 名が死亡、3 名が重軽傷を負うとともに、近接建物の窓ガラスを割るなどの物的被害が生じた。(平成20 年8 月、新潟県)
<水による耐圧試験中の事故例>
 球形タンクの耐圧試験のため水圧で加圧中に、縦方向の継手でぜい性破壊が発生し、3/4 周に渡って割れが進行してタンクが2 つに割れた。(昭和43 年)



ガスの圧力エネルギーの大きさを示す、こんな事例もありました。


失敗事例データベース

安全弁元弁の閉止によって液化窒素貯槽が破裂

国道沿いの食品工場において、夜半、液化窒素貯槽が破裂・飛散し、工場が半壊するとともに、貯槽中心に半径400 mの工場等建物25棟の外壁、窓ガラス、シャッタ、駐車中の車両39台(バス、トラック、乗用車)、その他電柱等に爆風と飛散物によって被害をもたらした(図3〜図5参照)。貯槽は、二重殻真空断熱式縦形超低温貯槽CE-7500形である。貯槽と附属設備の概要を図2に示す。内槽の破裂状況を図6に、外槽の破裂状況を図7に示す。貯槽の破片の最大飛翔距離は350 m(外槽上部鏡板破片:直径1.5 m、厚さ8 mm)に及び、貯槽の断熱材(パーライト)は貯槽中心に半径100 mの範囲に飛散した。外槽上部鏡板の破片を図8に示す。物的被害は直接被害額約4億4千万円に及んだ。



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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
高圧ガス製造責任者が設備点検保守の責任がある。

事故報告書では日常点検整備の実態調査が為されていないようだ。

事故原因に関して、容器内圧力上昇の原因となった外部熱が何であったか、そして過剰な入熱制限の手段に関して報告書は何も書いていないようだ。

全般的に報告書は容器破壊の状況ばかり詳しくて原因の究明が疎かだ。

おそらくこの容器は破裂以前から安全弁が時々吹いていたのだと想像する。
頻繁に安全弁が吹くので管理者?あるいは作業員が元弁を締めたのだろう。

安全弁は定期的に作動試験を行わなければならないが保守費用削減?という理由で交換されずに使用されていたのだろう。安全弁点検記録も捏造されていたに違いない。

容器内圧力上昇の減となった外部過剰入熱がどのようにして起きたかの解明が無ければ同じ事故は何度でも起きる。
匿名
2015/02/05 09:27
小林秀男君の報告書?はコレ 

http://www.sozogaku.com/fkd/hf/HB0011017.pdf

学校の先生らしいなぁ〜 と思う。
匿名
2015/02/05 20:25
この事故は超有名らしい。

高圧ガス設備保安要員の教科書に載っている。

この30ページに紹介されている。
http://nikkakyo.org/documentDownload.php?id=3104

自主保安制度が採用されたのは1997年以降なのでこの事故の責任はエバポレーター所有者にあるのは勿論だが高圧ガス製造設備の保守監督を行っていた高圧ガス保安協会の保安検査が適法であったか(検査院の技能や知識も含めて)を指摘しなければ小林くんはアホと言わざるを得ないのだ。
匿名
2015/02/05 20:45
幹細胞を磁石で集め治療、広島大 関節の欠損軟骨修復

 さまざまな組織になる「幹細胞」の内部に鉄粉を取り込ませ、関節に注入後に体外から当てた磁石で患部に集め、欠損した軟骨を修復する再生医療の手術を広島大病院が6日実施し、発表した。

 内視鏡手術で実施でき、患者の体への負担が少ないのが特長。広島大によると、この手術は世界で初めてという。

 実施したのは、広島大病院整形外科の越智光夫教授のチーム。

 治療では、骨髄から採取した間葉系幹細胞に鉄粉をまぜて培養し、鉄粉を内部に取り込ませた幹細胞を作製。これを患者の関節に注入し、体外から当てた強力な磁石の力で軟骨の欠損部に集め、修復につなげる。2015/02/06 12:34 【共同通信】
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★ 骨折が治るのは良いが治癒後のMRI検査で鉄粉の磁気誘導加熱により鉄粉がパチパチと火を噴いて火傷してしまうだろう。

刺青(特に赤色)はMRI火傷の原因だそうだ。
匿名
2015/02/06 14:45

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