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zoom RSS 「準天頂衛星」の位置決め精度は5cm以内、無人農業への期待高まる

<<   作成日時 : 2015/03/16 21:15   >>

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「準天頂衛星を利用した無人農業」。いよいよ宇宙に焦点が当たってきたようだ。2010年には、誤差3cmで無人農業との夢が語られたが、その実証実験が日立造船やヤンマー、日立製作所によって進められ、5cmの誤差が確認できた。

確かにこの誤差ならば、無人の農耕機械で農作業ができることになる。聞いているところによると、現在も無人での農作業は可能であるが、この場合には位置確定のための電波固定発信源を設けておくとのこと。

衛星を用いる利点は、農耕機械をどこに持って行ってもすぐに利用できる点だろう。

人の働く場所・仕事がいよいよもって狭められることになりそうだ。その一方で、「そんなにうまくいくの」「そこまでやる必要があるの」との考えが私の頭をよぎるのだが。

頭を柔軟にして考えていくと、人の仕事の多くをこの衛星システムで代替できる可能性がある。ジェット機のパイロット、トラック・バスの運転手、タンカーの航海士・・・・。こんなことを考えていくといよいよ人の働く場所がなくなっていく。

この準天頂衛星の利用法としては、「測量の補足」も考えられる。ともかく今ある公図はひどすぎる。お隣同士のもめごとの原因を作っている。土地の面積(地積)は国に記録されているわけだから、個々の土地の面積を測るよりも、衛星を用いて広範囲に測定すれば、合理的な土地所有図が得られてくる。これをあくまでも説得力のある参考図として用いれば、お隣同士のいざこざも多少は軽減するのではないだろうか。


日本経済新聞 3月16日

衛星データで無人農業 日本版GPSから「宝の山」 全国で誤差5cm以内

・準天頂衛星「みちびき」利用、現在は1基であるが2023年度までに7基に増やす 
・種まきから収穫まで全自動化 経済波及効果は2020年に国内で最大1兆3900億円



2010年12月29日作成文書

日本版GPSに大いに期待する 走る自動車の位置も3cmの誤差で位置決めできるとはすばらしい

「みちびき」は日本の上空を楕円軌道を描いて24時間で回る準静止衛星である。赤道を越えて南半球の上空へも行くことになるが、日本上空の北半球に長くとどまれるように軌道が決められている。

その「みちびき」の位置決め精度が検証され、その誤差は3cm以下と小さなものであることがわかった。80km/hの速度で走っている車でも、その位置誤差も同じく3cm以下である。

3cmという誤差は実用に十分なものである。下に示したJAXAのホームページにもあるように農業機械の無人運転による農作業が可能となる。これ以外にも、交通機関(自動車や船舶、航空機等)の自動運転や自動管制が可能となり、近い将来、自家用車に乗っているだけで混雑のない道を自動的に走り、燃料消費を抑えて目的地に最早時間で到達できたり、移動体同士の衝突を回避できるので、交通事故が圧倒的に少なくなるなどの、社会的に大きな効果がもたらされるものと考えられる。

航空宇宙技術を応用したこの分野から派生する技術や製品、およびシステムは、今後の日本の歩んでいく方向性を指示しているものと考えられ、技術立国「日本」の一つの柱になってくれればと期待するものである。



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農業用途への利用例(JAXAのホームページより)
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2010年5月17日作成文書

所有地が記載され登録されている国土交通省の公図 ずれが1m以上ある土地はなんと驚きの半数以上




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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
地上のドローンだなあ、こりゃ。
匿名
2015/03/17 09:06
誤差3cmとか5cmとかは衛星画像の十倍百倍の精度だ。
匿名
2015/03/17 16:54

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