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zoom RSS 宇宙ロケット・スペースXの1段目ブースター回収軟着陸は失敗なれどあと少し

<<   作成日時 : 2015/04/15 22:05   >>

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下の図は私が中学生時代に考えていたものです。図Aのように、中央に溝を掘った円盤の中心にボールを置き、この円盤を等速度で回転させると、やがてボールが動き出し、遠心力で速度を得てこの円盤より飛び出します。ボールが動き出してからボールが円盤より飛び出すまでの時間と、その飛び出す速度を求めようというものです。

そうはいっても、円盤の中心にあるボールがそう簡単に動き出すはずはありません。原理的には、待てど暮らせど動かないのです。そこで図Bの登場となります。これは等速度で回転する円盤の縁にあるボールをある速度で中心方向に動かしたとき、その中心で速度がゼロ、つまり中心で完全静止する初速度を求めればよいとの考えとなります。

画像


本文はロケットブースターの回収に関するのもです。高速で空間に送り出されたブースターが自らの逆噴射で地球上の定点に着陸するというものです。ズバリとは言いませんが、図Bに似た考え方となります。

本日のスペースXの記事です。スペースXは1段目ロケット(ブースター)を再利用します。2段目以降のペイロードを押し出したのち、この1段目ロケットは自らの推力で軟着陸します。残念ながら今回も失敗との報でしたが、目的地点には許容範囲の速度で到達したものと思われます。あともう少しといったところでしょうか。期待しています。

さて日本のロケットもペンシルロケットから60年を経て、最近では安定して人工衛星を打ち上げられるようになりました。最初は失敗に次ぐ失敗だったと記憶していますが、技術は進歩していくものです。スペースXも間もなく所期の目的を達成することでしょう。

ペンシルロケット 発射実験から60年(NHK、4月11日)
あれから60年がたち、日本の基幹ロケット「H2A」は先月の打ち上げで22機連続で成功をおさめるなど国際的な信頼を勝ち取り、海外の人工衛星の打ち上げを受注するまで実力をつけました。

さらに、ロケット開発の歴史がYouTubeにありましたので、ここに示しました。ゴダードからフォンブラウンへ、そして月面への流れです。

ロケット開発史・液体燃料(YouTube)



Yomiuri online 4月15日

ロケットの軟着陸実験、甲板上で転倒しまた失敗

米民間宇宙企業スペースX社は14日午後(日本時間15日早朝)、打ち上げたロケットを大西洋上の船に軟着陸させ、回収する実験に再挑戦したが、ロケットは甲板上で転倒して失敗した。

ロケットを再利用してコスト削減を図る狙いで、1月に続く2度目の挑戦。第1段ロケットを高度約80キロ・メートルで切り離し、エンジン噴射で降下させたが、船上に着陸した後、倒れたという。ロケットが載せていた国際宇宙ステーション(ISS)の補給船「ドラゴン」の打ち上げ自体は成功した。




TBS News i 4月16日 

スペースXのロケット着陸実験失敗、次回は6月

着陸時の動画あり




スペースX(Wikipedia)

再利用可能にすることを目指す打ち上げロケットファルコン1、ファルコン9、ならびにファルコン9で打ち上げるドラゴン宇宙船を開発している。



THE HUFFINGTON POST 1月17日

スペースX、ロケット回収実験の失敗動画を公開「惜しい。今度こそ」



2014年4月19日

ISSへの貨物運搬ロケット・ファルコンの1段目が地上への軟着陸に成功か?



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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
月面軟着陸ではなく地球面軟着陸ですね。

棒状の物体を倒さないで平面に軟着陸させるよりも竪穴に入れる方が確実だと思う。

軟着陸用の燃料と姿勢制御装置を積み込まなくてはいけないけど新しく作るよりも安上がりなのでしょう。
匿名
2015/04/16 08:59

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