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zoom RSS 微生物がいなかったら石炭は石炭となりえなかったか 石炭を天然ガスに変えるメタン生成菌

<<   作成日時 : 2016/10/14 22:35   >>

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微生物がメタンを作るときに原料とするのは、二酸化炭素と水素(CO2+H2→CH4+H2O?)、酢酸(CH3COOH→CH4+CO2?)、そしてメタノール(CH3OH→還元?→CH4)のみであったようだ。それが、この度、産総研によりメトキシベンゼン類(下のニュースのリンク先参照)を原料とする微生物が見いだされたとのこと。

このメトキシベンゼン類は石炭の構成成分である。その元は植物のリグニン中に多く含まれる。この記事には代謝経路(反応式)が記されていないので、はっきりしたことは分からないが、素人としては還元のための水素がどこから来るのか興味深いところである。何しろ、地中深くの出来事であるから、わざわざ水素をそこまで運んでいくような、そんなプロセスはないであろう。

そうすると、水素は原料となる石炭そのもので補わなければならず、メタンが生じるときに、石炭上の水素原子も一緒に持っていかれることになる。メタンが発生するにつれ、理屈上は石炭中の炭素濃度が向上して、より石炭らしくなる。

本微生物反応は炭素含量の高い瀝青炭上でも起こっているとのことである。褐炭から瀝青炭へ、まるで鰹節の水分がカビにより吸い取られていくような話で実に面白い。ただ、この機構は私の勝手な想像で、出版されたばかりの海外誌上の文献を真面目に読めば、単に私の全く的外れな空想であるかもしれない。

本記事の主題は、石炭上に吸着されているメタンの生成原因が分かったということであるが、水素を多く含む有機物から微生物により水素が引き抜かれ、次第に炭素濃度が向上してゆき、石炭が出来上がっていくという空想も、大きな間違いではないのではないか。

微生物、そして悠久の時間は偉大である。



石炭を天然ガスに変えるメタン生成菌を発見 産総研 10月14日
−コールベッドメタンの成因解明に貢献−



画像




(メモ)

日本経済新聞 10月14日朝刊

1面  損保ジャパン 地震保険料 地域細かく 都道府県別を948区分
     現在は都道府県を地域として設定している


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