技術⼠⼀次試験問題 適性科⽬ この問題に注⽬ リスクの低減ALARP

リスクアセスメント結果に基づくリスク低減策に関する問題で「不適切なものを選べ」との問題である。

(エ)は順当に誤りでこれが答なのですが、(オ)はどうでしょう?
「不適切ではない」となっていますが、適切でない可能性もあります。

R01再-2-12

問題文より引用


(エ)が不適切である。
これらの方策は1本質安全設計> ガード及び保護装置 > 最終使用者のための使用上の情報の順に優先順位がつけられてる。これを3ステップメソッドという。
H23-2-5では次のようになっています。


(オ)は適切です。
しかしながら、この(オ)は適切でない可能性もあります。キャロットダイヤグラムで許容できない領域において、(オ)の条件が成立したときには、リスクが許容可能との結果となります。許容可能な領域(ALARP領域)における議論であるとの前提が必要となります。

R01-2-11(エ)では、適切な表現として次のように記されています。


ALARP(Wikipedia)

ALARPは"as low as reasonably practicable"の略で ALARPの原則とはリスクは合理的に実行可能な限り出来るだけ低くしなければならないというものである。

キャロットダイアグラム

ALARPのキャロットダイアグラム
キャロットダイアグラムはリスクを表すのに使われる。縦に引きに伸ばした三角形が人参のように見えるためキャロットダイアグラムと呼ばれ、より高い(低減できる)リスクが上に、低いリスクが下にくる。受容不可能な領域と広く受け入れ可能な領域の間がALARP領域と呼ばれている。しかしALARPの原則はすべての領域に適用されるため、この表現は誤解を招く。この領域のリスクは、得られる利益に対してリスクが合理的に低減できない場合に許容可能ということで、よりよい表現は許容可能な領域である。
 



図表入りの記事はこちらにあります。
http://www.alchemist.jp/Blog/200709.pdf

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